2007-01-01から1年間の記事一覧

年末

最近ごにょごにょしか書いてない。 2007年映画総まとめはそのうち。 テレビ番組が軒並みつまらなく、くだらなくなってきてる。 師走ですね。まあそういのは見ないから関係ないけれども。 でも、こうも毎年おんなじ光景が繰り返されると、 人類の進歩なん…

俺のための本

それなりの読書家なら、「これは俺のために書かれた本だ!うん!」 というような狂信に近い確信を持っている本があると思う。 ありますよね? ない? それは人生の半分ぐらい損してますよ。いやマジで。 僕の場合はこれ 「小林秀雄の恵み」 橋本治 著 (12月…

今年【映画館で】観た映画

多分、公開順 1. それでもボクはやってない 2. 幸せのちから 3. 守護神 4. 世界最速のインディアン 5. デジャヴ 6. ブラックダイヤモンド 7. 明日、君がいない 8. ロッキー・ザ・ファイナル 9. 秒速5センチメートル 10. スパイダーマン3 11. ボラット 栄光ナ…

走ることについて語るとき僕が語ること 村上春樹

久しぶりの村上春樹のエッセイ。 相変わらず読み易く、買ったその日にすらすらと読み終わってしまったが、内容的には「ズシリ」と重たい。タイトルは、彼のライフワークである「走ること」だが、「走ること」についての語りは、そのまま、小説家として生きて…

シッコ

完璧なドキュメンタリー映画。 とりあえず素晴らしい映画なので是非映画館に足を運ぼう。 今年度公開作品ベスト3に入る大傑作。 詳しい感想は、その内別エントリでアップ予定。

オーシャンズ13

ギャラの総額は史上最高!・・・だからどうした! 仲間の復讐に託けた、ただのカジノ泥棒のお話なんけど、これだけのスターを集めれば客は集まるだろうという制作サイドの態度が透けてみるシークエンスだらけで些か白ける。演じてる俳優達も、スカしている。…

トランスフォーマー

トランスフォームするとこは凄い。 一応、この夏の(もう終わりだけど)の大作映画だけの事はあるけど、 マイケル・ベイ映画なので、作りは大味。かなり適当。 でも、トランスフォーマーなんてテーマをちゃんと万人受けするエンターテイメントに仕上げる手腕は…

レミーのおいしいレストラン

やはりディズニーのピクサー買収は成功だった訳だ。 ピクサーは非常にいい意味で職人的な仕事をする集団であるようで、今回の「レミーのおいしいレストラン」も、キャラクター作り、ストーリーテリング、映像に関する拘り、どれをとっても一級品で、手抜きが…

甲野 善紀

が、ニュースステーションに出てた。 学生の時に一時期ハマッて読んだな。 これ「古武術の発見―日本人にとって「身体」とは何か (文庫) 」とか これ「古武術からの発想 (PHP文庫) (文庫) 」とか これ「武術の新・人間学―温故知新の身体論 (文庫) 」とか これ…

ブリッジ

ある意味では、映画という枠組みを大きく逸脱している。 今夏最大問題作という事になると思う。本来なら、何の事前情報も得ずに劇場に直行して欲しい映画ではあるので、出来れば、以下の内容は、本作を観た後読んでください。ただし、大きな精神的ショックを…

ゾディアック

ジェイク・ギレンホールが良い。 デヴィッド・フィンチャー最新作。この監督が嫌いな僕としては、かなり懐疑的な態度で鑑賞したのだけど、あまり期待していなかったせいか、フィンチャー作品としては過去最高の出来だった。もっとも、それは主演のジェイク・…

生きる事、学ぶこと、そういうものたち

仕事柄(SE)、日々勉強である。まだひよっこであるからして、精進である。 とはいえ、学ぶ事は楽しい。特に、未知の世界に足を踏み入れる時は楽しい。 もちろん、半分仕事なので(半分じゃマズイか・・・)、1〜10まで全部楽しいとはいかないが、 どんな仕事…

ザ・シューター 極大射程

マッチョ映画 原作はサヨで、映画的にも姿勢としてはサヨなんだろう。でもね、この程度の陰謀ものにウヨもサヨもないと思うぞ。アントワーン・フークア監督。という訳で、主人公のマッチョぶりを堪能するアクション映画として観るならこれは、かなり楽しい映…

ゆれる

ゆれるね。色々。実際。 でも、あの女は嫌な女だな。生々しいけど。

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

初めてのデートでこれをチョイスしてはいけないよ。君。 主演のサシャ・バロン・コーエンは英国人コメディアン(そしてユダヤ人)で、ボラットは彼の持ちネタの一つ。この人は、他にも色んなキャラを持っているが、どうやら人種差別をネタにするのが好きらしい…

300

違和感・・・。 とりあえず、期待してはみたものの・・・。 個人的には、アテンションスパン(注意持続時間)が短くて疲れた。最近こういう映画が増えつつあるけど、僕は耐えられない。もっと腰を据えて物語りを作ってくれないと、引き込まれない。 で、これ…

茄子 アンダルシアの夏

続編が今夏公開。 アニメが続きます。3年程前に公開されて、結構な赤字を出してしまった自転車ロードレースをテーマにした短編アニメ(原作は黒田硫黄)。でも、決して出来は悪くないし、個人的にはかなり好きな部類。少なからずいるであろうそういうファンと…

秒速5センチメートル

いやまあ、凄い作画だ。 アニメに多少詳しい人なら、この映画の監督・新海誠という名前は知っていると思う(知らない人はググッてね)。おそらく、日本アニメの中でもこれだけ画を作り込む人はいない。その点にだけ限れば、宮崎アニメよりも遥かに上を行って…

ブラッドレイン

下らん。つまらん。意味分からん。

ブロークバック・マウンテン プレミアムエディション

アマゾンで安かったので、DVDを購入。 特典映像が収録されてて、アン・リーのインタビューが興味深い。この人は、映画作りに対してかなり実際的な考え方をする人みたいだ。安心した。記者会見での受け答えも、言葉を選んでいるせいもあるが、観客にとって必…

ロング・グッドバイ

フィリップ・マーロウですな。 村上春樹による新訳をやっと読み終えた。かなりの長編なので、土日に腰を据えて一気読みがオススメ。とりあえず、凄く面白かった。久しぶりに面白い小説よんだな〜という感じ。旧訳読んだ事ないんだけど、村上春樹訳は個人的に…

ロッキー・ザ・ファイナル

ロッキー・バルボア = シルベスター・スターローン 考えてみれば、ロッキー・バルボアの人生くらい分かりやすい人生はない。どん底の生活から一夜にして、スターダムに上がった男の話だ。成功、女、贅沢、失意と、絵に描いた様な人生を歩んできた男が、やっ…

明日、君がいない

低予算映画の鏡 オージーティーンエイジャーの心の闇を通して行われる素晴らしい映像実験であった。この様な経験をしたことがない人が見ると、まさにこの様な体験を自分がしたかたのような衝撃を受ける。真剣に見れば見る程衝撃度はデカイので、出来るだけ真…

スパイダーマン3

やっぱりシリーズものは難しい・・・。 世界最速で見に行くほどではないが、こういうのはやっぱお祭りであって、混み合った映画館でポップコーンを摘みながら見るべき映画ではある。よって、パッーと見てああ面白かった!っと言って席を立てるとこれは最高に…

幸せのちから

格差社会って怖いですね・・・。 観終わって、素直な感想。「いい映画だな。コレ。」 ウィル・スミス親子の熱演に非常に好感が持てた。月並みだけど、現代人が忘れたものが確かに感じ取れはすると思う。なんか、戦後の日本人に近いものがあるんではないか。…

それでもボクはやってない

僕が求めていたのは、まさにこの様な映画だ。 長らく更新をお休みしていたブログを、再開するモチベーションを与えてくれた周防監督にまずはお礼を言いたい。「ありがとう。」ちなみに、ブログを移転したのは、アメブロに色んな意味でウンザリしていたから。…