『大規模Webアプリケーション開発入門』

大規模Webアプリケーション開発入門 ―変化に強いWeb開発を実現する10の原則

大規模Webアプリケーション開発入門 ―変化に強いWeb開発を実現する10の原則

Amazonから届いた。いつポチッたのか記憶にないが。。。

パラパラ流し読みしたが、基本的にフロント系の設計に関するのネタが沢山。どれも設計に苦労した事がある人ならば、一度は通る道という感じで基本的な事を解説してくれている。

冒頭の、大規模Webアプリケーションのための10の原則を引用しときます。

  • [原則1] 大規模Webアプリケーションは、再利用性、保守性、信頼性の高いモジュール式コンポーネントで構築されます。
  • [原則2] JavaScriptやサーバサイドスクリプト言語オブジェクト指向を活用すると、モジュール性が促進され、大規模Webアプリケーションの再利用性、保守性、信頼性が改善されます。
  • [原則3] 大規模WebアプリケーションにおけるHTMLは、セマンティックであり、情報アーキテクチャにもともと備わっているもの以外の表示形式を含みません。そして、識別可能なセクションとしてさまざまなコンテキストに簡単に埋め込むことができます。
  • [原則4] 大規模WebアプリケーションにおけつCSSは、情報アーキテクチャから分離され、モジュール方式で適用でき、さまざまなコンテキストでモジュールを再利用する際に副作用がないプレゼンテーション層を構築します。
  • [原則5] 大規模WebアプリケーションにおけるJavaScriptは、モジュール式のオブジェクト指向方式で適用されるビヘイビア層を構成します。これは、さまざまなコンテキストでモジュールを再利用する際の副作用を防ぎます。
  • [原則6] ユーザインタフェースとバックエンド間でやり取りされる動的データは、明確に定義されたユーザインタフェースで管理します。ページやデータのロードや保存のため単一点を定義します。
  • [原則7] 大規模Webアプリケーションにおけるページは、再利用性の高いモジュールで構成されます。各モジュールは必要なものすべて(HTML、CSSJavaScriptなどすべて)をカプセル化した、さまざまなページのさまざまなコンテキストで使用できる凝縮度の高い構成単位で、独立して機能します。
  • [原則8] 大規模WebアプリケーションにおけるAjaxは、移植可能なモジュールであり、データの変更と表示の更新を明確に分離します。ブラウザとサーバ間のデータのやり取りは、明確に定義されたインターフェースで管理します。
  • [原則9] 大規模WebアプリケーションにおけるHTML、JavaScriptCSS、及び、PHP(※俺注、この本はバックエンドはPHPで解説してます。)は、パフォーマンスの優れたアプリケーションの基盤となります。また、サイト評価指標の取得やテストのための優れた環境も提供します。
  • [原則10] 大規模Webアプリケーションでは、サーバ上のファイル構成がアプリケーション自体のアーキテクチャを反映します。サーバ上のファイル構成は、各ファイルの使用範囲が明確に区分されている事を示します。

何言ってのかよくわからないフロントエンジニアのみなさんは、本書を読みましょう。当然だろ!このボケという人は、「エクスペンダブルズ」でも観て寝ましょう。おやすみなさい。