サブウェイ123 激突
1974年の地下鉄サスペンス「サブウェイ・パニック」のリメイク作。監督はトニー・スコットなので、スタイリッシュな映像が楽しめた。その映像的な遊びがあんまり五月蠅くないのも良かった。
脚本は、ベースが74年のものだから、骨太でしっかりとエンターテイメントしている。それを現代的な要素で上手くアレンジしてある。
登場人達も、平板な善人/悪人ではなく、うまく人間味が出ている。
あとは、犯罪に立ち向かう、地下鉄職員、警察官、市の職員がそれぞれのプロの仕事ぶりを見せてくれる。まあ、多少のドジもあるけど、みんなそれぞれいぶし銀の活躍をする。
久々に素直に評価できる、クライムサスペンスムービーを見させて頂いた。感謝。シルバーウィークの最終日にちょうどいいんではないかと思う。