Cloud9 IDEもついでに登録してみる。

Apple製品と同じで、何をするかはあとで決める。
しかし、ブラウザが開発環境になって、構成管理はクラウドでとか。。。隔世の感。
IDEでは、あとTitaniumに興味があるが、IOSアプリはとりあえずXcodeで作る。
最近、JavaScriptに毒されすぎである。

アカデミー作品賞が。。。

英国王のスピーチ』でいいのか。。。

昨年の『アバター』外しも、酷かったけど、映画中の物語のパラダイムが技術革新によって大きく変化してる。そういう観点からの評価もあっていいんじゃないかと、思う。

もちろん、所謂『良く出来た』映画も大事ではあるけれど、観客が映画にカタルシスを求める傾向は、どんどん拍車がかかってるわけだしね。脚本の力が低下しているというよりも、技術革新の上手い使い方の例がポツポツ出ていて、そういう映画は映像そのもののみの力で、観客を陶酔されるレベルのシーケンスを幾つかもっている。それで、例外なくヒットしているからね。物語的な必然性よりも、映像的な必然性を突き詰める映画が今後もっと出て来るだろうね。

アバターの飛竜に乗っての飛翔シーンとかなんか、昔のキャメロンなら多分カットしただろうからね。

あとは、ピクサー作品はここらでちゃんと評価しようぜという意味でノミネートだと思ったんだけとなぁ〜。『トイ・ストーリー3』は、絶対に50年後に名画として鑑賞されてるよ。

小林秀雄の恵み(橋本治) 文庫化

小林秀雄の恵み (新潮文庫)

小林秀雄の恵み (新潮文庫)

文庫化された。
装丁が小林秀雄新潮文庫のと同じだ。

また読み返してみようとおもう。
でもよく文庫化されたなぁ。

http://d.hatena.ne.jp/hiratukagonn/20071218/1197906693

マネジメント信仰が会社を滅ぼす。

マネジメント信仰が会社を滅ぼす (新潮新書)

マネジメント信仰が会社を滅ぼす (新潮新書)

マネジメントの方法論に拘泥するばかりで弱体化していく組織が、ビジネスをする活力を失っているという現状を糾弾する内容。以下の様な症状があてはまる場合は、読んだ方がいいです。

  • 経営者や管理者が、「あるべき論」や「一般論」を言うばかりで意思を示さない。
  • 意思を示すべき人が議論を本質から外そうとする。細かい事や表現方法にこだわり、議論を集約して、次の段階にうつろうと動きが見えない。あわよくば、うやむやにしようという意図する感じられる。
  • 他社事例やマネジメントの本に書いてあったことによって物事を決めようとする。「他社でもこうしているから」「一般的にこういうものだから」という理由がまかり通るようになる。
  • 体系的な理論や手法を重んじ「経験、勘、度胸」を馬鹿にする。「理論的、客観的」であることが正しく、「経験論や主観に基づく判断」は誤ったものと決め付けている。
  • 「〜戦略」「〜改革」等の用語を好んで使う。「具体的にはどうなるか」よりも、関係者に「どのようにうけとめられるか」「どうすればスマートな表現になるか」ということばかりを気にする。
  • 同じようなテーマのプロジェクトが数年おきに立ち上がる。前回のプロジェクトが中途半端な状態で終わっても、その反省もないまま次のプロジェクトが始まる。
  • 消去法で物事を判断する。いくつかの選択肢をあげて最もリスクの少ないものを選ぼうとする。その結果、ありきたりな案しか選ぶことができなくなっている。
  • 企画、総務、人事、経理、法務、監査等の管理部門が強い。それらの部門が頻繁にルールの見直しを行う。
  • 規定や基準が数多く存在する。それらに書いてあることが複雑で細かすぎる。
  • 些細なことでも届出や承認が必要になる。その結果、管理帳票や書式の数が多くなる。
  • 何事においても内容より形式が重視される。

まあ、大企業はだいたいあてはまるんじゃないでしょうか。自分は大企業じゃないなから想像ですが、あと、今の政府にもほぼそのまま当てはまる。

前半の分析がかなり鋭く、組織の中で閉塞感を感じている人は読んだ方がいいでしょう。後半は、それに対する対策ですが、全体的に「がんばろう」トーンになっていて、著者自身もまだ暗中模索という感じなのでしょう。

個人的には、がんばろう」というトーンで暗中模索で生きてばいいじゃんという所です。

JavaScriptパターン

JavaScriptパターン ―優れたアプリケーションのための作法

JavaScriptパターン ―優れたアプリケーションのための作法

JavaScriptというだけの理由で買う。
大体実践している事が5割くらいかな。


例えば、

 for(var i = 0; i < myarray.length; i++){
   //do something
 }

普通のループだが、クライアント側のJSだと「myarray」は8割は、
HTMLCollectionだと思う。


んでも、もってIE6/IE7とかもサポートしてあげなきゃいけない場合、
こういうなんとくのループを書いてると、痛い目にあう。「なんか遅くね」と言われるわけだ。


HTMLCollectionを扱いう場合は、当然DOMアクセスが発生し、
IEだと特に顕著だけど、DOMアクセスはスゲー遅いのだ。
だから、

 for(var i = 0,max = myarray.length; i < max; i++){
   //do something
 }

の様に書く。

 max = myarray.length

のコードでmaxにlengthキャッシュしといけば、DOMアクセスは初期化時のみで済む。
もちろんループ内でコレクションが変更される場合はコレではだめです。


JavaScripterの間ではこの程度は常識かもしれないけどね。
ただ、あんまjavascriptとか良くわかりませんという人たちで、
大規模Webアプリとか作ると往々にして、こういう基本的なパフォーマンス問題にハマっているケースは結構あるとのではないかと思う。
クライアントサイドはあんましらないけど、文法もJavaに近いから、
という感じでやりだすとなんて事ない普通のコードだからね。
これがあらゆる画面にばらまかれている状態になる前になんとかしておくべき。


とまあ、そういう事が書いてあるので、
JavaScriptのイロハが分かったら読んだ方がいい本。
「サイ本」と併せて読むといい。

JavaScript 第5版

JavaScript 第5版